群馬が太陽光発電システム普及の先駆けに

関東甲信越地方は、どちらかというと年間の降雨量が少なく、また、日照時間が長いため、太陽光という自然エネルギーを使って発電をするにはもってこいの地域です。この地域は東京を中心に、日本の中枢機構がたくさん集まっているエリアですので、このあたりで自然エネルギーによって発電ができるというのは、いざという時に心強いことでしょう。群馬もそうした地域の中の一つですが、太陽光発電への関心は高いようで、メガソーラーをはじめ、住宅用発電システムの取付け件数も増えています。銀行による融資体制の充実や、補助金制度の実施など、後押しをしてくれる体制が整っていることが、導入数を増やしているのは間違いありません。何かのきっかけがあれば、設置したいと考えている人は全国にたくさんいると思われますので、群馬がその先駆けになってくれたらと思います。

群馬で太陽光発電が導入されているのは

群馬では、県内の公共施設に積極的に太陽光発電システムを導入しているのだそうです。その数の推移は、統計を取り始めた1996年からこれまでの20年弱の間で、なんと40倍以上にもなっていると言いますので、見事としか言いようがありません。とりわけ増加件数が増えたのが2012年で、この増加の理由に2011年に起こった東日本大震災があることは間違いないでしょう。原子力発電の安全神話がもろくも崩れ去り、人々は自然エネルギーへと興味を持ち始めました。群馬の日照時間は全国でもトップクラスの長さを誇りますので、そこに目を付けないのはもったいないでしょう。公共施設に取り入れられることによって身近に目にする機会ができれば、その良さがよくわかり、ひいては各家庭にも普及していくという好循環を生み出しているのは間違いないと思われます。

群馬の太陽光発電の取り組みが

太陽光という無尽蔵のエネルギーを常に電力に変えて使っていけたら、地球環境は改善するのではないかと思います。地球温暖化にも歯止めがかかり、増え続ける二酸化炭素の排出量は減少傾向に転じるのではないでしょうか。電気を使えば二酸化炭素は排出されますが、電気を作る段階でも発生しますので、極端な話、自然エネルギーから電力を作ることができれば、二酸化炭素の排出量は半分で済みます。群馬はメガソーラーの建設に取り組み、公共施設に積極的に太陽光発電システムを導入し、各家庭へは補助金を出しています。これくらい果敢に取り組まないことには、自然エネルギーで使用する電気を賄うことは、おそらくむずかしいでしょう。けれど、この群馬の取り組みが独り相撲に終わらないよう、周囲の都道府県もともに取り組んでいくことが、今後の日本に、そして世界にも大切だと思います。